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架台メーカーの賢い選び方は? 発電所の建設費用を30%下げる方法とは

太陽光発電所建設の最重要課題の1つであるコスト削減。世界で活躍する架台メーカー・S-Rackは、コスト削減につながる5つの特長を備えて事業性向上に貢献している。

日本各地で豊富な実績
案件ごとに最適な架台を提供

「太陽光発電プロジェクト全体のコストをどれだけ削減できるか。そのためにメーカーとして何ができるかを、常に大きなテーマとして考えています」。

こう話すのは、S-Rackのドミニク・グリュッツナー代表だ。

同社は、太陽光架台システムの分野で成長を続ける注目企業の1つ。太陽光発電の先進国であるドイツ・NWIグループの一員で、日本では、2019年7月時点で600MW以上の製品を出荷している。

同社は現在、日本とオーストラリアに営業所があり、モンゴルや台湾など他のアジア地域の案件に関してもプロジェクトを進めている。アメリカでも開発案件があり、近く同国にも営業所を構える予定だ。

架台システムと一言でいっても、パネルを設置する土地は地質や地形も多種多様であるため、各現場の状況によって求められる構造も自ずと異なる。そして、全てのメーカーが十分なソリューションを提供できるわけではない。

S-Rackは、手ごろな価格で、耐久性や柔軟性に優れた高品質の製品を届けられるのが特長だ。経験豊かなチームがプロジェクトの完成までしっかりサポートし、中国の製造工場では同グループ会社のスタッフが常駐するなど、品質管理にも余念がない。

早くて正確かつ丁寧
施工・造成コストの圧縮方法

S-Rackの主力は、二本杭基礎地上設置型システム『G-Ⅱ』だ。


●二本杭基礎地上設置型システム『G-Ⅱ』とは?

基礎とヘッド部分をそれぞれカスタマイズできるため、現場の地形や地質に柔軟に対応可能。その汎用性の高さに加え、アルミと亜鉛メッキを施したスチール部品の耐久性はもちろん、デザイン性やコストパフォーマンスにも秀でている。


S-Rackの魅力の一つは、問い合わせから見積もり作成までを迅速に行えること。同社が紹介する施工会社に依頼する場合には、設計図を基に施工費も同時に提出する。「ほぼ全てのお客様にご納得いただける見積もりを出すことができます」と、ドミニク代表は自信をのぞかせる。

また、案件に対して最適な架台を低コストで設計してくれるのもポイント。日本で架台を設置するのは丘陵地が多く、斜面を平らにする造成コストが高い。G-Ⅱなら、そんな土地でも造成せずに済む。しかも、平らな土地の場合と同程度の価格設定だ。造成が必要な場合に比べて、およそ30%ものコストを削減できるという。組み立ても簡単で、スケジュール短縮や人件費の圧縮も図れる。

施工に必要な杭打機は、「GAYK油圧式杭打機」が同社からレンタル可能。


GAYK油圧式杭打機。傾斜地用の専用アタッチメントを取り付ければ35度までの斜面でも施工が可能だ。

1日平均200本の杭が打てるため工期を短縮でき、急斜面にも対応。機械は輸入し在庫を確保しているため、数が足りずにレンタルできる期間が限られたり、施工がストップするリスクが少ないのも強みだ。

さらに、経済産業省(METI)の許可が必要となる大きなプロジェクトでも、実績を基に問題なく許可を取得できる。申請の際には同社スタッフが同行し、専門的な質問にも丁寧に答える。

ほぼ全ての場所において、架台の設計から施工まで、同社であればワンパッケージで完了できるそれこそが、コストを削減する最大の方法なのだ。

 

プロフィール

S-Rack株式会社
代表取締役社長

ドミニク・グリュッツナー氏

S-Rack株式会社
神奈川県横浜市緑区白山1-18-2ジャーマンインダストリーパーク
TEL:045-507-6108
MAIL:info@s-rack.jp


文/大根田康介

SOLAR JOURNAL vol.30(2019年夏号)より転載

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