新型コロナ拡大を受け、太陽光第6回入札が延期。開始時期は未定

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、太陽光第6回入札が延期される。5月1日に受付開始の予定だったが、「当面の間」延期することが決定した。延期後の受付開始時期は、5月末を目途に検討される予定だ。

5月1日の受付は延期
再開時期はこれからの検討

資源エネルギー庁は、4月24日の調達価格等算定委員会で、太陽光第6回入札の受付開始の延期を決めた。新型コロナウイルス感染症の拡大を受けての措置だ。同委員会も書面での審議とされた。

延期は「当面の間」とされ、延期後の受付開始時期は明示されていない。緊急事態措置などの諸情勢を鑑みながら、5月末を目途に、同委員会で検討するという。

太陽光第6回入札は、事業用太陽光の250kW以上が対象だ。毎年度、上期と下期にそれぞれ1回ずつの年2回開催されている。2020年度も年2回の実施を基本としつつ、必要に応じて入札回数や募集容量を変更するなど、柔軟に対応するとされた。


2019年度下期の情報漏洩
再発防止策も提示

同委員会では、2019年度下期の札入れ期間中に発生した、情報漏洩についても報告された。指定入札期間である一般社団法人低炭素投資促進機構(GIO)が、経済産業省に対し、前日の4月23日に内部調査委員会による調査結果などを報告したばかりだ。

この情報漏洩は、2019年11月の太陽光第5回入札において、入札システム上で特定の操作をすると、入札価格や容量などが閲覧できるようになっていたというものだ。原因は、2018年4月にリリースされた同システムのアクセス権限の付与ミスという人為的なものとされている。

今回の報告では、再発防止策として、第三者機関による脆弱性診断を行うこと、また、ガバナンス強化のためITコンサルタントを起用することなどが挙げられた。太陽光第6回入札から、入札システムを再開する予定だ。


DATA

調達価格等算定委員会


文:山下幸恵(office SOTO)

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