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ビッグデータがカギを握る!? 次世代の遠隔監視システム

太陽光発電の市場が自家消費へと拡がっているが、発電状況の監視や制御、メンテナンスを最適化するには、どのようなシステムを導入すべきだろうか? 長年にわたり計測システムの開発に取り組んできた、遠隔監視のパイオニアともいえるラプラス・システムの代表堀井氏お話を伺った。

太陽光黎明期からの
ビッグデータを最適制御に活かす

今から25年前、太陽光発電の黎明期から、ラプラス・システムは計測装置に取り組んでまいりました。モニタリングという言葉すらない時代から、計測・表示・データ分析・レポート作成・シミュレーションまで一貫して手掛けてきたのです。

改正FIT法が昨年施行され、O&Mが義務化されたことにより、モニタリングへの意識は高まってきましたが、まだ十分に普及してきたとはいえません。私どもでは、本格的に導入が進むのは今夏以降だと見込んでおり、弊社の果たすべき役割も大きいと考えています。

また、今後は各電力管内での出力制御に加え自家消費が増えてくると思われます。私どもは単に制御ができるだけでなく、最適制御ができるシステムをご提案することができます。

発電予測・最適制御には、日射量などのビッグデータが必要となりますが、それを最も有しているのが私たちラプラス・システムだからです。

国内トップシェアの高圧をはじめ、特高・低圧・住宅用とあらゆる太陽光に遠隔監視システムを導入してきた実績と、多年にわたり蓄積してきた膨大なビッグデータを、お客様の太陽光発電所のために活かしてまいります。太陽光発電を真の社会インフラとしていくために、これからも尽力してまいります。

プロフィール

株式会社ラプラス・システム
代表取締役社長

堀井雅行氏


取材・文/廣町公則、大根田康介

SOLAR JOURNAL vol.25(2018年春号)より転載

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