製品・サービス

積雪・砂埃・雨水だって問題なし!フレームによる段差がないフルスクリーンモジュール

革新的な製品開発によって注目されるDAHソーラー。フレームによる段差をなくした「フルスクリーンモジュール」は、 積雪や砂埃、雨水の影響を排して発電量をアップできる。最新技術を活用した新製品にも注目だ。

雨水や砂埃が溜まらない
雪の多い地域にも最適

200以上の国と地域へ太陽光発電モジュールやセルを提供しているDAHソーラー。2024年のモジュール生産能力は10GWに上る。DAHソーラーの主力製品である「フルスクリーンモジュール」は、独自の技術によって、フレームによる段差をなくした革新的なものだ。モジュール表面のガラスとフレームとの間に段差がないので、雨水や砂埃などがほとんど溜まらない。そのため、従来のモジュールと比べて発電量を向上できる。日本支社のダイコウソーラージャパン代表取締役の青柳聡氏は、「傾斜が小さくても雨によって汚れが流れ落ちるため、年間平均6〜15%の発電量アップが可能です」と話す。

 

フルスクリーンモジュールは、積雪の多い地域にも最適だ。
モジュール表面に積もった雪が自然に滑り落ちるため、雪を降ろす作業を大きく省略できる。昨冬、DAHソーラーの本社がある中国で雪が降った際、フルスクリーンモジュールと従来のモジュールを並べて実験したところ、その差は歴然だったという。「実験の映像を動画で公開していますので、ぜひ見ていただきたいと思います」と青柳氏は胸を張る。

 

業界に先駆けて「DBB(デンスバスバー)」技術を採用した最新モジュールも年内に登場する。

最新技術の「DBB」を採用
さらに高効率な新製品も登場

今年8月には、フルスクリーンモジュールをアップデートした「フルスクリーンDBB PVモジュール」を国内で新発売するとしている。DBBとは「デンスバスバー」の略で、表面のバスバーをなくして発電効率と発電量をさらに向上させた。N型セルの発電量を向上させる最新技術で、DAHソーラーは他社に先駆けていち早く商品化に成功したという。また、街の景観に配慮して、モジュールの色を赤や緑などにカスタマイズできる「フルスクリーンカラード」も、年内の発売を予定している。

Profile

株式会社ダイコウソーラージャパン
代表取締役
青柳聡氏

問い合わせ

株式会社ダイコウソーラージャパン
〒110-0015
東京都台東区東上野5-1-8 上野富士ビル8F
TEL:03-5830-3751


取材・文:山下幸恵(office SOTO)

SOLAR JOURNAL vol.50(2024年夏号)より転載

Sponsored by 株式会社ダイコウソーラージャパン

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 千葉県柏市 国内最大規模のEMSを導入して環境未来都市を目指す
  2. 【終了】7/16(水)《エネマネ》セミナー|都の補助金でエネマネ始めよう!EMS導入&ERAB事業化の事例紹介...
  3. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  4. 北海道釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 10kW以上の事業用太陽光発電を許可制へ...
  5. 【受付中】9/3(水)開催!注目の系統用蓄電池に特化した、投資家・金融向け「グリーン投資戦略セミナー」...
  6. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  7. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  8. 【参加受付中!】2025年9月12日(金)「第35回PVビジネスセミナー」
  9. 公取委が発電・電力小売を調査、容量市場の競争促進を提言
  10. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

蓄電池特集号 | ¥0
2025/5/27発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ