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FIT改正は好機!? 経産省が語る価格見直しの効果

「長期安定電源化」に向けFIT改正をチャンスに!

改正FIT法が4月1日より施行されます。私は、これを再エネ導入の適正化に向けた施策であると考えています。適正化とは何かといえば、長期安定発電事業として責任をもってやっていくということです。だからこそ、地元との関係にも配慮を求めますし、メンテナンスについても要請が盛り込まれています。いずれにしても、20年後、30年後、さらにはその先を見据え、再生可能エネルギーが日本の基幹電源として存在していくために必要な改正なのです。

事業者の皆様にとっては、FIT制度の改正は、新たなサービスをつくりだす契機ともなるでしょう。2017年は、クリエイティビティが問われる年でもあるのです。

私たち経済産業省としましても、そうした動きを徹底的に応援してまいります。クリエイティビティのある新しいビジネスの創出をサポートします。そして、それを日本だけで
なく、海外に売っていくということも視野に入れたグローバルなサービス展開を期待しています。2017年を、次なるステージへの飛躍の年にしていきましょう。


経済産業省 資源エネルギー庁 新エネルギー課長
山崎琢矢氏

1996年通商産業省入省。電力事業制度改革、ベンチャー企業育成政策等を担当。米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院客員研究員を経て、インフラ・システム輸出の制度設計、電力システム改革の制度設計等を手掛ける。2015年より経済産業大臣秘書官を務め、2016年10月より現職。


 

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