設置するならコレ!おすすめ太陽光発電モデル
2014/09/28
顧客の要望に応える架台は軽量のアルミ製
架台はアルミ製のものを使用。軽量のうえ耐久性も優れていて、20年以上は安心して使用できる構造だ。
開発に携わった同社事業本部の五艘(ごそう)洋行氏は「当社商品ラインナップでは今まで低圧向けが好調に売れていて、50kW未満を複数区画設けて設置要望がお客様からも多かった。しかし今年度から低圧分割設備設置の厳格化により従来のように低圧2区画、3区画を隣接した設置ができなくなった。そこで比較的小さめだが50kW以上の高圧設備をひとくくりにまとめたキットを開発して、市場投入することにした」と経緯を語る。
もともと高圧設備に関する部材をキットにまとめて商品化してほしいとの要望が顧客から多数あり、今年度からの制度変更により商品化が早まった。太陽光発電所設置を検討する人々にとって、50kW以上の高圧設備となると低圧設備となにが違うのか新たにどのような部材が必要なのかなどの疑問が生じているという。新商品はそのようなユーザーの疑問を明快に解決する。
太陽電池モジュールのユニット は4段4列で、さまざまな土地面積、形状へ柔軟に対応できる。
新商品キットの架台素材はすべてアルミ製。軽量のうえ耐久性も優れていて、20年以上は安心して使用できる構造となっている。太陽電池モジュールのユニットは4段4列で(4段2列への分割も可能)、さまざまな土地面積、形状へ柔軟に対応できる。新製品の対象は個人や企業が検討する範囲である200kW程度の中規模発電所の引き合いが最も多いと想定しているという。
「架台など施工設備周辺の太陽光発電設備コストはまだまだ価格を引き下げることができる。自然エネルギーを普及させるのが当社の目的、存在意義であり、低炭素社会実現に貢献できるよう、これからも企業努力を怠らず、商品の開発・普及に取り組んでいく」(五艘氏)。