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温浴施設の脇で発電! チップ燃料の木質バイオマス

木質バイオマスは、これまで使い途のなかった未利用木材に燃料という商品価値を与え、林業を豊かにすることにも役立つとされる。木質バイオマス発電は、森林を整備し、山を育てることに通じる営みなのだ。今回は、チップを燃料とする木質バイオマスガス化発電の一例をご紹介したい。

温浴施設の脇に
小規模熱電併給プラントを設置

集荷可能な規模(1基あたり320t/年)かつ、「熱を使いきれる規模」にとどめた上で温浴施設の脇などに小規模熱電併給プラントを設置するという分散型のビジネスモデル。乾燥・切削チップが安価に入手可能となる場所であれば、今後波及の余地が大きい。

出典:VolterJapan(株)


取材・文/廣町公則

『SOLAR JOURNAL』vol.23より転載

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