編集部からのお知らせ

超画期的! 雨の日も発電可能な「全天候型」の発電システムって?

中国の東呉大学の研究チームにより、晴天時の太陽光だけでなく、雨滴との摩擦によって電力を生成できる全天候型の発電システムが開発された。天候により発電量が左右されやすい太陽光発電の常識を覆す、新たなソリューションの可能性に迫る!

アイキャッチ画像 ©Soochuw University

晴れでも雨でも発電できる
全天候型の発電システム

中国の東呉大学の研究チームは、太陽電池と摩擦帯電型ナノ発電機の仕組みを統合し、太陽光と雨滴で発電できるハイブリッド方式の発電システムを開発した。

晴天の昼間は太陽光で発電し、雨天には、昼夜を問わず、2種類の透明なポリマーシートで雨滴をとらえ、雨滴との摩擦から電力を生成する。

天候によって発電量が変動しがちな太陽光発電のデメリットを解消する全天候型の発電システムとして実用化が期待されている。


文/松岡由希子

SOLAR JOURNAL vol.25(2018年春号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 公取委が発電・電力小売を調査、容量市場の競争促進を提言
  2. 【飯田哲也さんコラム】第7次エネルギー基本計画原案から透けてみえる経済産業省の真意とは。...
  3. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  4. 北海道釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 10kW以上の事業用太陽光発電を許可制へ...
  5. 【参加受付中!】2025年9月12日(金)「第35回PVビジネスセミナー」
  6. 千葉県柏市 国内最大規模のEMSを導入して環境未来都市を目指す
  7. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  8. 【受付中】9/3(水)開催!注目の系統用蓄電池に特化した、投資家・金融向け「グリーン投資戦略セミナー」...
  9. 世界の平均気温が史上最高を記録、目の前に迫る温暖化の危機
  10. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

蓄電池特集号 | ¥0
2025/5/27発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ