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変換効率20.2%! PERC技術を採用した最新モジュールが3月にリリース

太陽光発電業界を牽引するJAソーラーが、今年3月、単結晶モジュールの新モデルをリリース! 最新の「PERC技術」を採用することで、従来品よりも発電量が向上している。

業界トップクラスの
モジュールメーカーが
今冬、新モデルをリリース!

2005年に中国で創業し、2012年に日本支社を設立したモジュールメーカー「JAソーラー」。グローバルでの実績はもちろん、日本においても屈指の出荷量累計3.6GWを誇る。製品の性能や品質が高く評価されており、エンドユーザーから直接指名を受けるほど信頼が厚い。

そのJAソーラーが、2019年3月、単結晶モジュールの新モデルをリリースすることを発表した。従来品と比べて、どのような特徴があるのだろうか。

変換効率20.2%!
高出力単結晶PERCモジュール

今回発表された新モデル『JAM72S10-405/MR』の特長の1つは、PERC技術とマルチバスバーが採用されていることだ。

既に一般的になりつつあるが、PERC(Passivated Emitter and Rear Cell)とは、モジュール裏面近辺での電荷再結合を防ぎ、朝夕の赤色光をパッシベーション膜により反射させることで、発電効率を高める技術のこと。これにより、表面積は従来品と同じまま、発電量のアップはもちろん、「高温による出力低下の抑制」「朝夕、曇天でも発電しやすい」といった効果まで期待できる。

電気抵抗を減らすハーフカットセルとマルチバスバーを採用することで、さらなる発電効率の向上も実現した。

最大出力は405W、変換効率は20.2%と、業界トップクラスの発電性能が魅力だ。販売開始を期待したい。


単結晶高出力モジュール JAM72S10-405/MR

 

DATA

JAソーラージャパン株式会社

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2018/03/05 | 編集部からのお知らせ

高効率・高出力を支える「PERC技術」って何?

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