リパワリング・自家消費に最適! 安全性と施工性に優れたソーラーエッジの新型パワコン
2022/02/18
リパワリングや自家消費など、太陽光の新たなニーズに応えるパワコンが登場した。ソーラーエッジがシナジーテクノロジー搭載三相パワーコンディショナの新バージョンをリリース。安全性が高く施工性にすぐれ、O&Mも効率化できる注目のモデルだ。
メイン画像:ソーラーエッジ製品を使用した、静岡県にある野立ての太陽光発電所。
自家消費もリパワリングも
パワコンの選択が重要
FITの施行からまもなく10年を迎える中、自家消費やPPAといった非FITモデルの太陽光発電設備の普及が進んでいる。
また、既存の太陽光発電所を売買するセカンダリービジネスも徐々に活発化しており、発電所の能力を高める「リパワリング」を実施する案件も増えている。
いずれの場合も、太陽光発電所の心臓部といわれるパワーコンディショナをどうするかは、安全性や事業性を大きく左右する重要なトピックだ。
新型パワコンへの置き換えで
発電所をリパワリング
太陽光発電所においては、20年の固定買取期間中にパワコンの更新が1度は必要になる。そこで検討したいのが、新型モデルへのリプレースによる発電所の能力アップ=「リパワリング」の実施だ。
新型モデルに交換するメリットは、従来モデルよりもすぐれた変換効率によって売電量を最大化できることにとどまらない。
モジュールの劣化をもたらすPIDを抑制する機能があれば、発電量の長期的な低下を抑えられる。モジュールレベルの高精度なモニタリング機能が備わっていれば、発電所の不具合を早期に発見でき、メンテナンス面でもメリットがある。
また、発電所の運転開始後に影ができ、その影響で発電ロスが生じている場合には、モジュールレベルで発電を最適化できるMPPTを備えたモデルであれば、損失を最小限に抑えられる。
パワコンの交換は、発電所をアップデートし、残りFIT期間の収益性を高める絶好のチャンスなのだ。
自家消費・屋根置きPPAは
高い安全性が求められる
千葉商科大学における自家消費型太陽光発電設備でも、ソーラーエッジのパワコンが活躍している。
普及が本格化してきた自家消費型太陽光や、屋根上を活用したPPAモデルにおいては、需要家のごく近くに太陽電池モジュールを設置するため、何よりも安全性が重要だ。
アーク放電を検知しシャットダウンできること、万が一の時に、直流電圧を安全なレベルまで自動的に下げられることなど、パワコンによって付加される機能は多い。
これらの機能はすべての製品が備えているわけではないため、慎重な選定が必要だ。
施工性を高めてコストを削減
ニーズに応えた新モデル登場
ソーラーエッジが新たにリリースしたシナジーテクノロジー搭載三相パワーコンディショナ(最大出力100kW)。
ソーラーエッジが1月に新バージョンをリリースした「シナジーテクノロジー搭載三相パワーコンディショナ(最大出力100kW)」は、すぐれた安全性能を有する。
他にはない直流安全機能やアーク障害保護機能など、高度な安全機能を完備し、雷害や熱から保護する機能にもすぐれている。
また、PID抑制機能とモジュールレベルのMPPTも備えており、発電量の最大化にも寄与する。
1台のシナジーマネージャーで3台のシナジーユニットを制御する特徴的な構成で、仮に1台のユニットが故障した際も、他のユニットは影響を受けずにダウンタイムを最小化。接続箱やケーブルなどのBOSコストも削減する。
シナジーユニットは1台あたり32kgと軽量で、作業者2人で持ち運びが可能。設置されたシステムを、受電開始の前にスマートフォンで簡単に自動検証できる「試運転機能」が新たに追加され、施工に要する手間とコストも削減できる。
10度の横置きにも対応し、縦置きに比べて架台が簡素で済み、影の影響も軽減できて設置場所の自由度が高まる。
自家消費からPPA、既存案件のリパワリングまで、いま市場に求められる機能を備えた注目の製品だ。
問い合わせ
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎東4-5-24-A
TEL:045-345-8410
E-mail:Japan-info@solaredge.com
SOLAR JOURNAL vol.40(2022年冬号)より転載
Sponsored by ソーラーエッジテクノロジージャパン株式会社