注目キーワード

太陽光発電

水上ソーラーに注目! 全国21万ヶ所・フラットで造成不要

兵庫県がトップ
ため池は全国に21万ヶ所

筆者が最初に訪問したため池ソーラーは兵庫県小野市の浄谷(きよたに)新池で2014年5月のこと。そのころから、各地で、水面を活用したフロート式太陽光発電がぼつぼつ設置されるようになった。

浄谷新池には、20kWのフロート式の発電設備が2基設置されている。パネルの設置角度などを変えて、発電効率を比較しているという。管理するのは、小野市浄谷町自治会。施工したのは、株式会社環境資源開発コンサルタント(大阪市)で2013年7月15日に発電を開始した。

兵庫県小野市のため池ソーラー。出所:筆者撮影

日本全国には21万ヶ所のため池があるというが、その20%にあたる4万3000ヶ所が兵庫県に集中している。さらに、その半分強の2万3000ヶ所が淡路島にある。

日本国内での水上ソーラーの累積導入量でみても、兵庫県が最多で日本全体の半分近くを占める。次いで香川県、大阪府、徳島県、岡山県等、全て瀬戸内海に面した府県だ。この地方は雨が少なく、農業はため池頼みだからだ。

雨が少ないということは日照条件が良いということ。農業にとってはハンデになるが、太陽光発電には理想的な環境だ。

 

プロフィール

環境経営コンサルタント(合同会社 Xパワー代表)

村沢義久

東京大学工学修士。スタンフォード大学MBA。経営コンサルティング会社日本代表、ゴールドマンサックス証券バイスプレジデント(M&A担当)などを歴任の後、2005年から2010年まで東京大学特任教授。2010年から2013年3月まで同大学総長室アドバイザー。2013年4月から2016年3月まで立命館大学大学院客員教授。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。Twitterは@murasawa。

< 12

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 「ノンファーム型接続」とは? 再エネ拡大のカギ握る送電ルール見直し
  2. なぜ日本で洋上風力が広まらないのか? 参入における2つの障壁とは
  3. 自分の電気で自宅で過ごそう! 我が家で自家消費をするための準備は?
  4. 今さら聞けない! 仮想発電所(VPP)とは?
  5. 日本唯一の卸電力取引所「JEPX」とは? 取引価格はどう決まる?
  6. 自家消費の次なる手段「自己託送」のメリット・デメリット
  7. 【続報】発電側基本料金、電力量にも課金へ。容量課金とは1対1の比率
  8. エネルギー基本計画、2050年「再エネ5~6割」をたたき台に議論始まる
  9. ついに、FITからFIPへ! 市場価格に上乗せされる「プレミアム」ってどう決まる?...
  10. 養殖マグロで発電!? 小学生のエネルギー戦略が凄い!

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.37 | ¥0
2021/4/30発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ 太陽光業界最新ニュース