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次の太陽光ビジネストレンドが見えてきた!

改正FIT法施行から3ヶ月以上が過ぎ、太陽光発電業界にはどんな変化が生じているのか? 新FIT時代に期待される新たな太陽光トレンドとは? ソーラージャーナルでは8月3日(木)、『改正FITから3ヶ月でみえた! 次の「太陽光トレンド」』と題し、第5回となるPVビジネスセミナーを開催した。

事業に直結する人気セミナー
PVエキスパート10名が講演

再生可能エネルギーの固定価格買取制(FIT)が今年4月から生まれ変わり、改正FIT法として新たなスタートをきった。FIT認定は、これまでの「設備認定」から「事業認定」へと根本的に見直され、長期にわたっての事業計画が厳しく審査されることとなった。FIT価格の下落ともあいまって、太陽光発電ビジネスを取り巻く環境は激変したといっていい。

ソーラージャーナル編集部(株式会社アクセスインターナショナル)では、こうした状況を見据え、昨年6月より「PV(太陽光発電)ビジネスセミナー」を無料開催してきた。5回目の今回は、講師10名・参加者約250名と、いずれもこれまでで最大。全国各地からEPC・メーカー・販売施工会社などPV関連事業者が集い、会場はいつも以上の熱気に包まれた。セミナー後にはネットワーキングディナー(親睦会)も開催され、参加企業同士の商談にも結びついていた。

この日、行われた講演は次の通り──

①「太陽光発電システム保守点検ガイドラインについて」
一般社団法人 太陽光発電協会 公共産業事業推進部長 井上康美氏

②「新時代に求められるモジュールとは」
ジンコソーラージャパン株式会社 事業開発部 副部長 広沢幸雄氏

③「海外進出成功の秘訣!」
PROINSO JAPAN(プロインゾ)代表取締役 伊集院誠氏

④「出力制御対応、2017年新製品・新サービスのご紹介」
SMAジャパン株式会社 セールスダイレクタ 豊原秀彦氏

⑤「追尾式架台で世界一を狙う」
株式会社トッパーサン・ジャパン 代表取締役 Chairman サマー・ルオ氏

⑥「日本市場は300W超モジュールの時代へ」
LONGi Solar Technology株式会社 テクニカルマネージャー 柴田憲司郎氏

⑦「営農型太陽光発電による次世代の農業モデルの提案」
城南信用金庫 顧問 吉原毅氏

⑧「低圧太陽光発電所の遠隔監視とO&Mについて」
TAOKE株式会社 営業部部長 ウ・ホウヒ氏

⑨「再生可能エネルギーの活用による農山漁村の活性化」
農林水産省 食料産業局 バイオマス循環資源課 再生可能エネルギー室 室長 鎌田知也氏

⑩「太陽光発電はこれからが本番~鍵握るのは蓄電池~」
環境ビジネスコンサルタント 村沢義久氏

以下、各講演をダイジェストでお届け!


一般社団法人 太陽光発電協会 公共産業事業推進部長
井上康美氏「保守点検ガイドライン」
太陽光発電協会が日本電機工業会とともに策定した『太陽光発電システム保守点検ガイドライン』について解説。保守点検は、改正FIT法により義務化されることになった項目であるだけに、参加者の関心も高かった。国が定めた『事業計画策定ガイドライン』にも、「民間団体が作成したガイドラインを参考にし、保守点検及び維持管理を実施する」と記されており、太陽光発電事業者にとって最も重視しなければならないガイドラインとなっている。井上氏は、保守点検の基本原則から点検作業の進め方まで、豊富な具体例をもとにレクチャー。事業者が直面する疑問に、丁寧に応えてくれた。

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