野外活動に必須! オランダの素敵な充電アイデア!
2016/11/28
働く人たちが、いつどこででも高いパフォーマンスを維持できるようにしたい。そんな思いから始まった、持ち運び可能な小型風力発電機がオランダから届いた。
野外ではたらくプロフェッショナルたちの問題を解決したい
オランダのデザイナーであるニルス・ファーバーは当初、このウィンドタービンを屋外調査や災害現場における救助活動での問題である、「充電」を解決するために開発した。デジタル機器があらゆるところで存在感を見せる今、充電への需要も高まりつつあるからだ。
開発のスタートは、ファーバー自身が長時間のトレッキングを行ったときに、携帯電話の充電が切れてしまったことから始まる。「野外で働く人はこの問題をどう扱うのか」、知人などに聞いてみた結果わかったのは、多くの人がソーラーパネルを使用して充電を行っているが、そのパフォーマンスは天気などに左右され、安定していないということである。この状況を変えるため、彼が開発した発電機は、屋外のありとあらゆる状況で充電を可能にしている。
徹底された機能性と使いやすさ
このウィンドタービンにおいて、まず特徴的なのはそのサイズである。アウトドアでの使用を意識した製品のため、重さは1㎏未満かつ登山スティックのような大きさに折りたたむことができる。また、昼夜を問わずに使用が可能であり、USBポートを通じての直接充電も「、バッテリーに蓄電し後から電気をつかうこともできる。持ち運びやすさ、そして使いやすさを徹底的に突き詰めた結果だ。
そして、持ち味は手軽さだけではない。シンプルなデザインの発電部分はサボニウスタービンを使用し、いかなるロケーションや風速でも対応できる製品に仕上がっている。特に、不安定で激しい風の中での使用に最適であり、セイルは全方向からの風を捕まえられるのも、魅力的な部分の一つである。現在のデザインは、風速18㎞/hで5ワットの発電が可能であり、屋外活動での可能性が広がるものになっている。