編集部からのお知らせ

野外活動に必須! オランダの素敵な充電アイデア!

働く人たちが、いつどこででも高いパフォーマンスを維持できるようにしたい。そんな思いから始まった、持ち運び可能な小型風力発電機がオランダから届いた。

野外ではたらくプロフェッショナルたちの問題を解決したい

オランダのデザイナーであるニルス・ファーバーは当初、このウィンドタービンを屋外調査や災害現場における救助活動での問題である、「充電」を解決するために開発した。デジタル機器があらゆるところで存在感を見せる今、充電への需要も高まりつつあるからだ。

開発のスタートは、ファーバー自身が長時間のトレッキングを行ったときに、携帯電話の充電が切れてしまったことから始まる。「野外で働く人はこの問題をどう扱うのか」、知人などに聞いてみた結果わかったのは、多くの人がソーラーパネルを使用して充電を行っているが、そのパフォーマンスは天気などに左右され、安定していないということである。この状況を変えるため、彼が開発した発電機は、屋外のありとあらゆる状況で充電を可能にしている。

sj_sta161125_002

徹底された機能性と使いやすさ

このウィンドタービンにおいて、まず特徴的なのはそのサイズである。アウトドアでの使用を意識した製品のため、重さは1㎏未満かつ登山スティックのような大きさに折りたたむことができる。また、昼夜を問わずに使用が可能であり、USBポートを通じての直接充電も「、バッテリーに蓄電し後から電気をつかうこともできる。持ち運びやすさ、そして使いやすさを徹底的に突き詰めた結果だ。

そして、持ち味は手軽さだけではない。シンプルなデザインの発電部分はサボニウスタービンを使用し、いかなるロケーションや風速でも対応できる製品に仕上がっている。特に、不安定で激しい風の中での使用に最適であり、セイルは全方向からの風を捕まえられるのも、魅力的な部分の一つである。現在のデザインは、風速18㎞/hで5ワットの発電が可能であり、屋外活動での可能性が広がるものになっている。


NILS FERBER


 

関連記事

2018/03/15 | 編集部からのお知らせ

小型風力のFIT区分撤廃に批判噴出

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  2. AI・データセンターのRUTILEAが蓄電所に参入。HUAWEIの蓄電システムが選ばれた理由とは?...
  3. PV EXPOでフルスクリーンの新製品を披露。適地が少ない日本の脱炭素化に高い発電効率で応えるAIKO。...
  4. 【北村さんコラム】花開くか、系統用蓄電池ビジネスの未来
  5. 【参加受付中!】2025年6月10日(火)「第34回PVビジネスセミナー」
  6. 太陽光発電が、2023年に世界で見せた驚異の実力
  7. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  8. 【FIT/FIP大幅改正①】初期投資支援スキーム、始動! 屋根設置太陽光に追い風!!...
  9. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
  10. 【FIPの進化形】時代はFIP移行+蓄電池へ! 新たなビジネスモデルを探る《FIP転》...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.53 | ¥0
2025/4/10発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ