「脱炭素社会」の検索結果
菅首相は、2030年の温室効果ガスの削減目標を2013年と比べ46%とすることを決めた。パリ協定から6年経ち、これまでの26%減という目標から20ポイント引き上げた。世界各国と足並みを揃え、脱炭素化社会をリードしたい考えだ。
日本の温室効果ガス削減目標、2030年に46%。EUや米国も大幅な引き上げ
需要家の再エネ調達手段の多様化は、脱炭素社会の実現にとって不可欠だ。「コーポレートPPA」は、需要家が再エネを直接調達できる有効な方法とされている。経済産業省は、日本版コーポレートPPAである自己託送制度の要件について検討を始めた。
自己託送を「日本版コーポレートPPA」に。経済産業省が要件の見直しスタート
再エネ電力を固定価格で買い取るFIT制度。このFIT制度で買い取られた電気がFIT電源だ。この電気を使う権利は果たして誰にあるのか?地域活性化の視点も踏まえ、FIT電源について深堀りする、エネルギージャーナリスト北村和也氏による連載コラム第24回。
FIT電源は誰のものか ~【後編】非化石証書を巡る新たな動き
土地付き太陽光発電・風力発電投資物件売買サイト「タイナビ発電所」を運営する株式会社グッドフェローズが、太陽光発電所の発電量などを一括管理できる新サービス「タイナビ発電所Plus+」をリリースした。会員登録後のサービス利用は無料。太陽光発電の保全、維持、管理、流通のデジタル化を支援することで、発電事業者の課題を解決する。
発電量をまとめて見える化!「タイナビ発電所」の新サービスで脱炭素社会へ
2021年の年明けは、エネルギー関係者にとって、嵐の幕開けとなった。昨年末から始まったJEPX高騰は年明けさらに拡大し、システムプライスのピークで250円、一日平均でも150円を超えた。もはや狂乱といってよい。昨年1年間の平均価格の20倍を付け、それが1か月近くは続く勢いである。今回は、昨年末に前編を記した「FIT電源は誰のものか」をいったん横に置き、JEPX高騰について深堀りする。
緊急コラム第一弾「JEPX高騰の問題点と対応策」
2050年カーボンニュートラルを実現するには、2030年のエネルギーミックスは重要な位置づけだ。資源エネルギー庁はエネルギーミックスの見直しに向け、各事業者へのヒアリングをスタートした。3月12日の委員会では、3社・1団体が意見を述べた。
2030年エネルギーミックスのヒアリング始まる。届け! 発電事業者の声(太陽光発電編)
昨年10月、2050年の脱炭素社会実現に向け、大きく舵を切った日本。本格的な法整備がいよいよ始まった。3月2日、環境省が温対法の改正案が閣議決定されたと明らかにした。明確に法に位置づけ、地方自治体の脱炭素化を促すため、再エネの導入目標を設定するなどの方策も盛り込まれた。
「2050年カーボンニュートラル」が温対法の基本理念に。改正案が閣議決定
2020年10月の菅首相の「2050年カーボンニュートラル宣言」以降、脱炭素に向けた動きが加速している。過去に類を見ない総額2兆円の基金創設も、この流れのひとつだ。2月22日から始まった「グリーンイノベーションプロジェクト部会」では、資金配分などの方針案が示された。
総額2兆円のグリーン基金、資金配分などの検討始まる。3月にも方針決定、経産省
一般企業のなかにも、ソーラーシェアリングに参画するところが出てきている。アウトドア衣料品のグローバル企業、パタゴニア(本社:米国)もその1社だ。渋谷ストアでは、ソーラーシェアリングで発電した電気を使用。発電事業に参画して、再エネ100%を目指す。
服を売るだけじゃない !? パタゴニアがソーラーシェアリングに参画!
12月16日に発表された、RE100の年次報告書「RE100 Annual Report 2020」では、世界と日本の再エネの取り組みの違いが浮き彫りになった。日本など10ヶ国は、再エネ調達がもっとも困難な市場という評価だ。「再エネ=安い」というイメージが海外では定着しつつある。