編集部からのお知らせ

フランスの小さな町で誕生、電気を生むソーラー道路

フランスで太陽光発電が可能な道路「ワットウェイ」の試用が始まった。20㎡のワットウェイで住宅1戸分の電力を十分に賄えるという。一から道路を作り直す必要がなく、工期が短く済むのが長所だ。

発電可能な道路
ワットウェイ

フランス北部ノルマンディー地方にある小さな町トゥルーヴルに、太陽光発電が可能な道路「ワットウェイ」が誕生した。20㎡のワットウェイで住宅1戸分の電力を十分に賄えるという。

今後の展開を見越した試用の意味も含め、まず長さ1km、広さ2800㎡の範囲で敷設された。繊細なソーラーパネルと道路としての役割を両立させるため、構造には耐久性のある層を入れ込んでいる。今回は、全体の時間のうち1割ほどしか交通量のない道路に導入。そこをエコ発電設備とすることで、道路そのものの利用効率をさらに高めたのだ。

一から道路を作り直す必要がなく、工期が短く済むのもワットウェイの長所。


wattway

©COLAS – Joachim Bertrand


文/Yukinobu Kato

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【2024年太陽光ビジネス】再エネは「長期安定電源」になる! 事業環境の整備に必須のリパワリング...
  2. 宮城県、森林保全へ再エネ課税 4月1日に全国初の条例施行
  3. 太陽光パネルの増設・更新を促進! 2024年度にルール見直し
  4. 初回の長期脱炭素電源オークション、976.6万kW約定。蓄電池で厳しい競争
  5. 太陽光発電所 銅線ケーブルの盗難被害が相次ぐ 銅の価格上昇が背景に
  6. 太陽光発電、盗難保険金が急増 持続的な保険提供が困難になる可能性も
  7. 最新春号の見ドコロ!「ソーラージャーナル」vol.49 4/30発行
  8. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
  9. 【受付中】5/28(火) ケーブル盗難のリアルを知るための「太陽光のリスク管理」セミナー開催...
  10. 【 参加受付中!】2024年7月25日(木)「第30回PVビジネスセミナー」
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.49 | ¥0
2024/04/30発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ