編集部からのお知らせ

ZEH時代到来! 太陽光発電は自家消費が基本!

ビークル・トゥ・ホーム クルマが家の蓄電池に

電気自動車をクルマとしてだけでなく、家庭の蓄電池としても使う。V2H(ビークル・トゥ・ホーム)という発想だ。電気自動車に搭載されているバッテリーはかなり大きいので、家庭用蓄電池としても遜色ない。家の電気で車を動かし、車の電気を家に戻す。太陽光発電システムと連係させれば、太陽光で車を走らせることも夢ではない。

日産の電気自動車「リーフ」のバッテリー容量は30kWhまたは24kWh。非常時のバックアップ電源としても心強い。

sj_zeh161214_003

さらに高まる太陽光の発電効率  屋根への積載量アップも

消費するエネルギーよりも創るエネルギーの方が多い家、ZEH。

太陽光発電は、創エネを担うZEHの柱だ。売電であれ、自家消費であれ、太陽光パネルに求められる基本性能は変わらない。ポイントは、限られた屋根面において、いかに発電量を増やすかだ。

三菱電機の住宅用太陽電池モジュール「マルチルーフシリーズ」は、正方形・長方形・台形のパネルを組み合わせることで、様々な屋根形状に柔軟に対応する。屋根全体にパネルを敷き詰められるマルチルーフというスタイルだ。しかも、モジュールは245W(長方形モジュール単体)と大出力。三菱電機のマルチループシリーズなら、屋根全体を使った大容量発電を実現できる。

セル面積自体が従来よりも一回り大きいうえ、セルの四隅の面取りが従来品より小さいので、1枚あたりの出力が向上。独自のPERC構造などにより、発電ロスを抑えることにも成功している。

さらに、日本の自然環境下で長く使えるよう、様々な工夫が凝らされている。対候性・耐湿性・密封性に優れた3層構造のバックフィルムや、垂直積雪量2mの積雪地域にも対応するプロテクションバーなど、長期信頼性に対するこだわりを随所にみてとることができる。

三菱電機では、このマルチルーフシリーズと高効率パワーコンディショナとの組み合わせに力をいれている。同社のパワーコンディショナは、電力変換効率98%と世界トッ プクラスの高効率を誇っている。住宅用マルチストリング型パワーコンディショナも新登場し、屋根面単位での最適制御をも実現した。

三菱では、ZEH関連のトータルブランド「ENEDIA(エネディア)」を推進し、創・蓄・省エネ機器を活かした新しいライフスタイルを提案する。

< 123>

関連記事

2018/02/07 | 編集部からのお知らせ

FIT後も「HEMS×蓄電池×V2H」=「まっち」で安心!

2017/08/04 | 編集部からのお知らせ

「HEMS × 蓄電池 × V2H」という住宅の新発想

2018/05/22 | 編集部からのお知らせ

ZEH時代を生き残るための蓄電池戦略「まっち」

2017/01/10 | 編集部からのお知らせ

ZEHは住宅用太陽光の「追い風」になるか!?

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【北村さんコラム】エネルギー安全保障に対応できない日本の脱炭素政策
  2. 【参加受付中!】2025年6月10日(火)「第34回PVビジネスセミナー」
  3. 家庭用蓄電池の定額利用サービス 2040年にかけての市場が大幅に拡大
  4. EMS関連の国内市場 2040年にかけ中小規模の施設でも導入拡大へ
  5. 【資源エネルギー庁】再エネ特措法に基づく現地調査を今月から実施
  6. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  7. 仙台市、新築建築物への太陽光設置義務化の制度案を公表 東北では初導入...
  8. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  9. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  10. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.53 | ¥0
2025/4/10発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ